L Message(エルメ)をわざわざ導入する理由ってなんだろう…
LINE公式アカウントと何が違うのかな?
今回はこういった疑問に答えます。
LINE公式アカウントを管理するツールって色々ありますよね。
どのツールも一見似たような機能がありますし、どれがどう違うのか分かりにくいです。
そこで今回はLINEの拡張ツール「L Message(エルメ)」と、「LINE公式アカウント」の違いを比較し、どちらがオススメなのか紹介します。
L Message(エルメ)とLINE公式アカウントの関係性
まずL Message(エルメ)の立ち位置について解説します。
L Message(エルメ)はLINE公式アカウントの拡張ツールであり、Messaging APIを活用したサードパーティー製のツールです。
LINE公式アカウント単体でも運用は可能ですが、L Message(エルメ)があるとさらに強化できます。
L Message(エルメ)単体では、LINE公式アカウントの運用はできないので注意!
L Message(エルメ)を利用する際は、LINE公式アカウントも併せて運用する形になります。
費用については、L Message(エルメ)とLINE公式アカウント、それぞれに料金が発生することを覚えておきましょう。
L Message(エルメ)とLINE公式アカウントを「機能」で比較
次に、L Message(エルメ)とLINE公式アカウントを機能面で比較してみましょう。
L Message(エルメ) | LINE公式アカウント | |
---|---|---|
友だち見える化 | 〇 | △ (相手からのメッセージが必要) |
絞込み配信 | 〇 | △ (ターゲットリーチ数50人以上必要) |
ステップ配信 | 〇 | △ (タイミングの詳細まで設定できない) |
リマインド配信 | 〇 | ✕ |
自動返信 | 〇 | △ (部分一致は不可) |
1:1チャット | 〇 | 〇 |
スマートフォンアプリ | 〇 | 〇 |
クーポン配布 | 〇 | 〇 |
ショップカード | 〇 | 〇 |
コンバージョン測定 | 〇 | 〇 |
イベント予約管理 | 〇 | ✕ |
タグ管理 | 〇 | △ (手動タグ付け) |
複数リッチメニュー | 〇 | ✕ |
流入経路分析 | 〇 | △(流入時のアクション設定は不可) |
決済機能 | 〇 | ✕ |
カレンダー予約機能 | 〇 | ✕ |
こうして表にしてみると、差は歴然ですね!
特に「友だちの見える化」や「絞込み配信」、「流入経路分析」などは、友だち数が増えるほど効果的な機能。
L Message(エルメ)の機能の詳しい紹介は、他の記事でしています。
LINE公式アカウント単体がオススメな人
ここまでの記事を読むと「絶対にL Message(エルメ)を入れるべき!」と思ってしまいそう。
ですが、LINE公式アカウントのみを導入したほうが良いケースもあります。
- お客様との連絡で1:1チャットを頻繁に使う
- ステップ配信や絞込み配信、流入経路分析などを使う予定が無い
- LINEの運用コストをなるべく抑えたい
順番に解説していきます。
お客様との連絡で1:1チャットを頻繁に使う
お客さまと個別にチャットをする場合、L Message(エルメ)とLINE公式アカウントの課金において、以下のような違いがあります。
- L Message(エルメ)…LINE公式アカウントのメッセージ数として課金対象
- LINE公式アカウント…LINE公式アカウントのメッセージ数として課金対象外
なので、L Message(エルメ)でチャットをやり取りした場合は、課金対象となってしまいます。
ただし、LINE公式アカウントは複数アカウントの作成が可能です。
「L Message(エルメ)と連携したメインアカウント」と、「問い合わせ専用窓口のサブアカウント」の2つを用意することで、課金することなくチャットを行うことができます。
ステップ配信や絞込み配信、流入経路分析などを使う予定が無い
業種によっては、ステップ配信や絞込み配信、流入経路分析などの機能を使わないケースもあることでしょう。
このような場合、L Message(エルメ)を導入してもあまり効果が期待できません。
LINE公式アカウントのみで十分といえます。
LINEの運用コストをなるべく抑えたい
L Message(エルメ)を導入する場合、L Message(エルメ)とLINE公式アカウントの両方への利用料が発生します。
なるべくLINEの運用コストを抑えたいのであれば、LINE公式アカウントのみでも良いでしょう。
後になってL Message(エルメ)を導入する場合、元のLINE公式アカウントの構築が複雑だと移行も大変です!
L Message(エルメ)を使うなら、スタンダードプランの月額10,780円の費用対効果がどうか慎重に検討が必要です。
L Message(エルメ)+LINE公式アカウントがオススメな人
最後に、L Message(エルメ)とLINE公式アカウントの両方を導入した方が良い場合を挙げていきます。
- LINE上で教育・販売・フォローを自動化したい
- お客様の行動を分析して次の行動へ繋げたい
- LINE上で商品の決済まで完結させたい
LINE上で教育・販売・フォローを自動化したい
L Message(エルメ)のステップ配信や絞込み配信、リマインド配信などを活用すれば「教育・販売・フォロー」を全て自動化することができます。
なかなか忙しくて手が回らない方にとっては、業務の細かな作業を全てL Message(エルメ)が自動で代行してくれるので、とても有難いですよね。
今まで教育・販売・フォローをメルマガで行ってきた方も、圧倒的に開封率が高いLINEに置き換えることができます。
お客様の行動を分析して次の行動へ繋げたい
L Message(エルメ)には流入経路分析や、クロス分析といった分析機能が搭載されています。
例えば店舗やWEBサイトだけでなく、SNSやYouTubeなど様々なメディアから流入させる場合、どの媒体からの流入が多いのか把握が可能。
そして、流入媒体ごとのコンバージョン率も測定できるので、どのメディアを伸ばせば良いのか次の行動へ繋げられます。
LINE上で商品の決済まで完結させたい
商品の決済のためだけに、自社のWEBサイトに誘導するのが面倒なケースもあることでしょう。
また、そもそも決済機能付きのWEBサイトを持っていない方もいるのでは?
でもL Message(エルメ)を導入していれば、LINE内でStripeを利用して商品購入まで完結させることができます。
ただし、エルメの管理画面で商品作成できるのはクレジットカード払いのみ。
口座振替やコンビニ払いには対応していないので注意しましょう。
L Message(エルメ)を無料お試ししてみよう
今回はL Message(エルメ)とLINE公式アカウントの違いを比較しつつ、どちらがオススメか紹介してきました。
結論を言うと、どちらも使い方次第です。
自分がどういった使い方をするのか、必要な機能は何なのか整理して考えましょう。
最後にですが、当サイトD-FocusではLINE公式アカウントとL Message(エルメ)の構築代行も承っています。
エルメの導入についてのオンライン無料相談も受付中。
ご自身のビジネスにL Message(エルメ)を導入すべきか迷われている方はお気軽にご相談ください。