LINE拡張ツールのリピッテって何?機能や特徴、料金などを知りたいなぁ…
今回はこういった疑問に答えます。
リピッテ(Repitte)とはLINE公式アカウントの機能を拡張するツール。
本記事では、リピッテについてその機能や料金、注意点、評判などを詳しく解説します。
LINE自動化ツールのリピッテ(Repitte)とは?
まずはリピッテ(Repitte)の基本的な概要から解説していきます。
- 株式会社コネクター・ジャパンが運営
- LINE予約システムの自動化が強み
- 多種多様な業種で利用できる
- 導入数9,000件以上
それでは順番に解説していきます。
株式会社コネクター・ジャパンが運営
リピッテ(Repitte)は株式会社コネクター・ジャパンが運営しています。
創業は2013年で、サービス業のDX化に力を入れている企業。
会社HPを見たところ、どうやら若いメンバーが中心となって事業を進めているようです。
LINE公式アカウント正規代理店として認定されています。
LINE予約システムの自動化が強み
リピッテ(Repitte)は公式ホームページで「WEB予約も簡単なLINE簡単予約システム」と書いてあるように、特にLINEによる予約の自動化が強み。
予約日前日に自動でリマインド配信をしたり、仮予約機能などを実装されていたりします。
リピッテ(Repitte)を使えば、予約にまつわる様々な課題を豊富な機能で解決できます。
多種多様な業種で利用できる
リピッテの機能は以下の業種で利用できます。
- ヘアサロン
- ネイルサロン
- まつげサロン
- エステサロン
- 無人サロン(セルフ脱毛、セルフホワイトニング)
- 治療院
- クリニック
- ジム、フィットネス
- スクール、教室(ゴルフ、英会話、料理、塾)
- フォトスタジオ
- カーディーラー
- レンタルスペース
- ペットサロン
- オンラインレッスン(カウンセリング、占い)
- その他
予約システムが必要な業種はほぼ網羅しているといって良いでしょう。
この他にも、飲食業界向けの「リピッテ TAKEOUT&DELIVERY」、宿泊業界向けの「リピッテ HOTEL」もあります。
>>リピッテTAKEOUT&DELIVERYの紹介記事はこちら
導入数9,000件以上
リピッテ(Repitte)の導入件数は、2023年9月時点で9,000件以上。
予約システムに特化している中で、9,000件を超えるというのは、とても広く使われていると言えます。
リピッテ(Repitte)の主な機能
リピッテ(Repitte)の主な機能は以下の通り。
- 予約管理
- スタッフ管理
- メニュー管理
- 顧客情報の取得
- 予約通知・メッセージ配信
- 外部システム連携
順番に解説していきます。
予約管理
一口に予約管理といっても、その中身は豊富。
- 予約手入力機能
- 予約複数日登録
- 予約変更
- 予約キャンセル
- 予約者への質問設定
- キャンセル期限設定
他にも多数
様々な業種の予約シーンにおいて、必要とされる機能が取り揃えられています。
予約手入力機能では、電話などLINE外で受け付けた予約を直接登録できるのは嬉しいですね。
スタッフ管理
予約システムでは、お客様側視点だけでなくスタッフ側視点での使いやすさも重要。
- スタッフ指名予約
- 並行対応数設定
- 指名なし予約受付設定
- スタッフ毎の対応メニュー設定
- シフトカレンダー設定
- スタッフ写真登録
他にも多数
スタッフの指名予約や対応メニュー設定はもちろん、シフトカレンダー設定までできるのは良いですね。
写真登録ができるので、もしリピートのお客様がスタッフの名前を覚えてなくても、顔写真で選んで頂けるよう配慮ができそうです。
メニュー管理
メニュー管理も様々なシーンを想定されています。
- メニューカテゴリ設定
- 所要時間設定
- オプションメニュー設定
- 設備設定
- 設備ごとの対応メニュー設定
他にも多数
所要時間設定ができるので、例えば全身マッサージは60分、足つぼマッサージは40分というように、所要時間が異なるメニューがあっても対応できます。
顧客情報の取得
リピッテ(Repitte)では予約だけでなく顧客管理も可能。
- 自動顧客情報登録
- 顧客名簿
- ブラックリスト設定
- 顧客情報CSVダウンロード
- 顧客情報CSVアップロード
- 会員機能
他にも多数
LINEとリピッテ(Repitte)があれば、今まで何となく管理していた顧客情報をキレイに一括管理できますね。
顧客情報CSVアップロード機能もあるので、今まで他のツールで顧客管理していた場合も移行が簡単といえます。
メッセージ配信
メッセージ配信は、ただ全体に一斉配信するだけでなく、細かな設定が可能。
- 予約通知
- リマインドメッセージ
- アンケート作成
- セグメント配信
予約通知では、お客様からの予約が入った際に、自分の登録メールアドレスに通知が届きます。
お客様からの予約を見逃す心配が無くなりますね。
また、リマインドメッセージ機能を使えば、予約日前日にリマインド配信ができて、来店忘れを防ぐことができます。
外部システム連携
リピッテ(Repitte)は外部システムとの連携機能も豊富。
- 予約システム連携 ※要お問い合わせ
- Beauty Merit連携
- スマートロック連携
- 事前決済機能
- Zoom予約機能
外部の予約システムと連携できると、複数の予約システムによる重複予約を防止できますね。
連携可能なサイトはお問い合わせが必要なので、ご自身が普段使っているサイトが対応しているか確認してみましょう。
リピッテ(Repitte)の料金
リピッテ(Repitte)の料金は以下の通りです。
店舗利用 (スタッフ複数名) | 個人利用 (1名で運営) | |
---|---|---|
初期費用 | 9,800円/回 | 9,800円/回 |
月額料金 | 8,000円/月 | 2,000円/月 |
上記に加えて、オプションで以下を追加できます。
店舗利用 (スタッフ複数名) | 個人利用 (1名で運営) | |
---|---|---|
チャット機能 リッチメニュー変更 大手予約サイト連携 外部システム連携 カルテ機能 Zoom連携 スマートロック連携 | 2,000円 | 1,000円 |
セグメント配信 WEB予約機能 | 4,000円 | 2,000円 |
2024年3月現在では「SNSシェアキャンペーン」ということで、リピッテ(Repitte)のHPをSNSでシェアすると、初期費用が無料もしくは半額になります!
店舗利用 (スタッフ複数名) | 個人利用 (1名で運営) | |
---|---|---|
初期費用 | 9,800円/回 | 9,800円/回 |
初期費用 (SNSシェア場合) | 4,900円/回 | 無料 |
リピッテ(Repitte)には有料カスタム開発もある
予約システムを使っていると、機能の一部がどうしても痒い所に手が届かないといったケースに遭遇しがちです。
そこでリピッテ(Repitte)では、そんなニッチなニーズに応えるために、「大手企業様向け有料カスタム開発」というサービスがあります。
開発費用は400万円(税別)~となっていますが、大規模なシステム運用をしている企業であれば、将来的にコストを回収できるかもしれません。
リピッテ(Repitte)の注意点
リピッテ(Repitte)の利用にあたり、注意点は以下の通りです。
- LINEを使わないお客様には別途対応が必要
- 外部システムと連携できない場合は重複予約に注意
順番に解説します。
LINEを使わないお客様には別途対応が必要
お客様の中にはときどき、LINEを使いたくないという方がおられます。
もし全ての情報をリピッテ(Repitte)で一括管理していると、そのお客様だけ別途管理が必要になります。
一部の方はLINE外で管理することを想定しておきましょう。
外部システムと連携できない場合は重複予約に注意
機能のところでも述べましたが、外部予約システムと連携できない場合、重複予約に注意が必要になります。
どちらか一方に予約が入った場合は、もう一方のシステムの予約状況をメンテナンスする必要があるでしょう。
リピッテ(Repitte)の評価・評判、口コミなど
SNSにアップされている、リピッテ(Repitte)の口コミの一部を紹介します。
リピッテで予約サイト構築したけど、顧客UIすごくいい。
個人事業主なら使った方がいいな!
ランニングコスト安い!
googleカレンダー連携のオプションを使ってみた。もっと早く使えばよかった。
色々な口コミを見ていると、ランニングコストの安さを挙げる方が多かったです。
公式サイトでは業種別に導入事例が掲載されているので、ご自身のビジネスに合った事例を見ると良いですね。
筆者も他システムでLINE構築を行っていますが、個人利用で月2,000円はかなり安い方かと考えます。
スタッフが2名以上いる店舗での利用は月8,000円なので、他のツールと比較検討すると良いでしょう。
リピッテ(Repitte)の導入の流れ
リピッテ(Repitte)の導入の流れは以下になります。
- お問い合わせ
- リピッテアカウント作成(リピッテ運営側)
- 初期情報登録
- 利用開始
リピッテ(Repitte)の利用を開始するには、最初にお問い合わせが必要です。
外部システム連携ができるかは特に確認したいところですね。
ご自身のビジネスに合うかどうか、まずは公式サイトからお問い合わせしてみましょう。