リピッテ(Repitte)のホテル・宿泊施設向けLINE拡張ツール「リピッテホテル」について知りたいなあ…
今回はこういった要望に答えます。
LINE拡張ツールのリピッテ(Repitte)といえば、美容室・サロン向けのツールのイメージがありますが、ホテルや宿泊施設向けにもサービスを展開しています。
その名も「リピッテホテル」。
リピッテホテルはLINE公式アカウントを利用した、ホテル・宿泊施設向けのリピーター育成・獲得に特化した予約システムです。
今回はこの「リピッテホテル」の機能や料金について詳しく解説します！
リピッテホテルはリピーター予約に特化したツール
リピッテホテルは「ホテルのリピーター予約に特化したLINE拡張ツール」です。
公式サイトにも以下のように書かれています。
リピッテホテルはホテル・宿泊施設のリピーター予約を増やし、
リピッテホテル公式サイト
コストを抑えて利益を最大化します。
新規客ではなく、あくまでリピーターをターゲットとしたLINE拡張ツールになります。
リピーター予約における、「お客様側(リピーター)」と「宿泊施設側」の両方の視点の悩みを解決します。
お客様側(リピーター)の悩み
リピーター側の悩みとしては以下が挙げられます。
- ブラウザの検索に手間がかかる
- 予約までの時間がかかる
- 入力する項目が多い
- プランが多くて見づらい
- 空き状況をもっと簡単に確認したい
例えば、宿泊予約サイトのじゃらんや楽天トラベルをイメージしてみると良いですね。
- エリアや日程で絞り込み
- 朝食の有無や部屋プランの選定
- 部屋が埋まっていたら再検索でやり直し
- フォームに個人情報を入れて予約完了
「以前に行ったあのホテルに再訪したい！」
と思っても、予約完了に至るまでは膨大な数のホテルからスクロールして探したり、再検索したりと時間がかかってしまうものです。
しかし、リピッテホテルを導入していれば、LINEから最短10秒で予約ができます。
つまり、リピッテホテルを導入すれば、
- ブラウザ検索は不要、誰もが使ってるLINEで予約
- 予約まで最短10秒
- 個人情報は友だち追加時の登録するだけ
など、お客様側はスムーズに予約できて嬉しいことでしょう。
宿泊施設側の悩み
一方、宿泊施設側のよくある悩みは以下の通りです。
- リピーターの統計が取れていない
- リピーター向けの訴求が出来ていない
- メルマガの開封率が悪く、効果が出ない
- リピーターの属性ごとに有効な情報を配信出来ていない
- リピーターの囲い込み施策の効果が出ていない
宿泊予約サイト頼りになってしまうと、お客様が他のホテルに目移りしてしまって、なかなか囲い込みが難しいところ…
しかし、リピッテホテルを導入すれば、
- お客様の会員情報が取れる
- 開封率の高いLINEで配信できる
- お客様の属性に絞り込んで一斉配信できる
- リピーターの囲い込み施策がとりやすい
など、宿泊施設側の悩みを解消することができます。
詳しくは次のリピッテホテルの機能で解説します。
リピッテホテルの主な機能
リピッテホテルの主な機能は以下の通り。
- 簡単予約機能
- セグメント配信機能
- 顧客管理機能
それぞれ順番に解説します。
簡単予約機能
上述しましたが、リピッテホテルなら最短10秒で予約が完結。
LINE公式アカウントの友だち追加時にお客様情報を登録しておくことで、サクッと予約ができるようになります。
簡単に予約できるようになることで、時間短縮はもちろん、離脱を防止して囲い込みにも効果があります。
セグメント配信機能
セグメント配信機能とは、お客様から受け取ったアンケート内容や宿泊履歴、顧客情報をもとに絞り込んでメッセージを配信する機能です。
- 何度もリピートしているお客様
- 誕生日が近いお客様
- チェックイン日が明日のお客様
- 家族連れのお客様
といった、一部のお客様だけに特別なメッセージを送れます。
セグメント配信機能を用いれば、限定情報を送りやすいのはもちろん、不要なメッセージを送ってLINEをブロックされるリスクも低減できます。
顧客管理機能
顧客管理機能とは、「いつものホテル」「いつものお部屋」「いつものプラン」「宿泊回数」など、お客様の情報を管理する機能です。
顧客管理機能では自由に属性を作ることができ、それをセグメント配信機能で絞り込み配信に活用できます。
リピッテホテルの導入の流れ
リピッテホテル導入までの流れは以下の通り。
- 打合せ
- 施設情報作成
- LINE連携
- 動作テスト
- 運用開始
全体を通してざっと6週間程度。
リピッテとLINE公式アカウント運用開始まで、一貫してフォローしてくれるので、安心して導入できます。
リピッテホテルの料金
リピッテホテルの料金体系は以下の通りです。
| 客室数 | 初期費用 | 月額 |
|---|---|---|
| 1～9室 | 29,800円 | 6,800円 |
| 10～29室 | 29,800円 | 9,800円 |
| 30～49室 | 29,800円 | 13,800円 |
50室以上はお問い合わせとなっています。
さらに加えて、LINE公式アカウントの利用料金も発生します。
| コミュニケーションプラン | ライトプラン | スタンダードプラン | |
|---|---|---|---|
| 月額固定料 | 無料 | 5,000円 | 15,000円 |
| 無料メッセージ数 | 200通 | 5,000通 | 30,000通 |
| 追加メッセージ料金 | 不可 | 不可 | 〜3円 |
例えば、月に1～9室で5,000通配信したい場合、初期費用29,800円、月額11,800円(税別)がかかります。
また、大手企業向けには有料カスタム開発を提供していて、オーダーメイド開発にも対応。
有料カスタム開発は400万円(税別)となっています。
リピッテホテルはどんな人に向いているか
リピッテホテルは宿泊施設に導入するのが向いているのはもちろんですが、
- ユーザーの囲い込みに強いシステムを導入したい
- ホームページに予約システムをまだ導入していない
といった事業者にオススメです。
LINEならではの、高い開封率と手軽さを活用してのセグメント配信は強力。
すでに自社ホームページに予約システムを導入している場合は、重複予約のリスク管理の手間が発生するため、リピッテホテルかどちらか一方を採用したほうが良いでしょう。
まとめ
今回はリピッテホテルについて解説しました。
宿泊施設を経営されていて、リピーター獲得に悩んでいる方は導入を積極的に検討されると良いでしょう。
もし既に予約システムを導入していて、LINEのセグメント配信機能だけを使いたい場合は、他のLINE拡張ツールも検討されることをオススメします。
