メッセージ配信先を絞り込みたいけど、ターゲットリーチが足りなくて送れない… なんとかして送る方法はないかな?
今回はこういった疑問に答えます。
この記事を読みに来たということは、絞り込んでメッセージ配信をするときに「ターゲットリーチ数が100人以上必要です」と表示されてしまったのでは。
いきなりエラーで「ターゲットリーチ」という単語が出てきますし、なぜ配信できないのか戸惑ったことでしょう。
そこで当記事ではターゲットリーチとは何なのか、そしてエラーが出た際の対処法について紹介していきます。
LINE公式アカウントのターゲットリーチとは
ターゲットリーチとは、性別や年齢、地域で絞り込んだメッセージの配信可能先の友だち数のことです。
数式で表すと以下の通りです。
ターゲットリーチ=「友だち追加数(累計)」-「ブロック数」-「みなし属性不明なユーザー」
「みなし属性」とは、LINEネットワーク内での行動・購入履歴、LINE公式アカウントへの友だち追加状況から属性情報を推定できるユーザーのこと!
つまり、「みなし属性不明なユーザー」とは年齢・性別・活動地域が分からないユーザーを指します。
ターゲットリーチ数はLINE Officical Account Managerの「分析」→「友だち」から確認できます。
csv形式でもダウンロードできて、日付ごとの変動の推移が見られます!
2017年のLINE社の資料によると、ターゲットリーチの目安数は「友だち追加数」-「ブロック数」の9割ぐらいのようです。
つまりターゲットリーチ数を増やすなら、友だち数を増やすか、ブロック数を減らすかのどちらかしかありません。
ターゲットリーチが足りない場合の対処法
さて、絞り込み配信でターゲットリーチ数が足りずメッセージが送れない場合、どう対処すれば良いのでしょうか。
主な対処方法は以下の4つです。
- 友だち数を増やす
- 個別チャットで送る
- 拡張ツールを導入する
- ブロックされない配信をする
順番に解説していきます。
友だち数を増やす
1つ目は単純に友だち数を増やすことです。
ターゲットリーチ数は、友だちが多ければ多いほど数値が増加します。
例えば、以下の方法でLINE公式アカウントに友だちを集めましょう。
- 店頭でお客様に声をかけて友だち追加してもらう
- LINE公式アカウントのPOPを店内・各テーブルに掲示する
- 公式サイトにLINE追加のURLを貼り付ける
- SNS、YouTubeからLINEに誘導する
- LINE VOOMに投稿してファンを集める
- LINE友だち追加広告を利用する
他にも色々と方法はあります。
自分の業種に合った、友だち集め施策を実施しましょう。
>>LINE公式アカウントのLINE VOOMとは?【収益化も可能】
個別チャットで送る
どうしてもターゲットリーチ数の増加が見込めない場合は、個別チャットで送りましょう。
「設定」→「応答設定」で、応答モードを「チャット」にすることで個別チャットができます。
ただし、友だち情報が見れない相手には、チャットでメッセージを送ることができません。
個別チャットを送るには、友だち側からスタンプを押してもらうなどのアクションが必要です。
>>LINE公式アカウントで友だち情報が見れないときの対処法
拡張ツールを導入する
LINE公式アカウントでは、サードパーティー製の拡張ツールを導入することで、更なる機能のパワーアップができます。
LステップやL Message(エルメ)などのツールを導入することで、ターゲットリーチが1人であっても、一斉配信が可能になります。
L Message(エルメ)であれば無料から導入できるので、もし興味があれば検討してみてください。
>>L Message(エルメ)とは?基本機能や料金、注意点や評判を紹介ブロックされない配信をする
ターゲットリーチ数を増やすには、アカウントをブロックされないことも大事です。
LINEはメルマガと異なり到達率がほぼ100%。
もし仮に、しつこくキャンペーン情報や新着情報をユーザーに送ってしまうと、嫌がられてブロックされることがあります。
配信頻度は月に2回程度、多くても4回までにしておくのがオススメです。
まとめ
今回はメッセージ配信の絞り込みで、ターゲットリーチが足りない場合の対処法を解説してきました。
絞り込み後の人数が100名も必要なのは、かなりハードルが高いですよね。
個別チャットで対応したり、LINE拡張ツールを導入したりなど、代替手段の検討も必要かもしれません。