生徒や保護者との連絡を円滑にするために、LINE公式アカウントの導入が気になるけど、実際のところ必要なのかな?
今回はこういった疑問に答えます。
保護者や生徒に連絡をしたくて、メールを送っても開封してもらえず、電話だと一人一人に連絡するのは手間がかかる…
そんな悩みを抱えている塾や習い事業界において、LINE公式アカウントを活用するケースが増えてきました。
なぜLINE公式アカウントが有力なのか、その必要性について解説していきます。
なぜ塾や習い事においてLINE公式アカウントが必要か
数ある連絡手段の中でなぜLINEが注目されているのか、理由は次の通りです。
- LINEの利用率が圧倒的に高い
- すぐに連絡内容を見てもらえる
- 緊急時の一斉連絡に便利
- 細やかな個別フォローが可能
順番に解説していきます。
LINEの利用率が圧倒的に高い
なんとLINEの国内利用者数は9400万人を超えていて、全SNS中で1位となっています。
ほとんど全ての家庭でLINEは使われており、今では電話やメールよりも使用頻度が高いアプリです。
他のどのアプリよりも利用者数が多いことから、最も連絡手段として最適だと考えられます。
すぐに連絡内容を見てもらえる
LINEのメッセージは、生徒や保護者にすぐ見てもらえます。
LINEの場合、スマホにメッセージが届いたら、すぐにポップアップと音で知らせてくれますよね。
しかも既読をつけないと、ずっと通知のカウントが残ってしまうので、つい開封したくなって見てしまうのです。
緊急時の一斉連絡に便利
LINE公式アカウントなら、友だち登録者全員に一斉連絡ができるので緊急時の連絡にも適しています。
コロナで緊急事態宣言が出たり、災害が起きたりした際でも、迅速に一斉連絡ができて開封率も高い。
これほど緊急時の連絡に適したツールは他に無いことでしょう。
細やかな個別フォローが可能
LINE公式アカウントであれば一斉連絡をするだけでなく、生徒や保護者一人一人と個別チャットをすることができます。
画像や動画を送ることもできるので、講義後のアフターフォローもしやすく、顧客満足度の向上に貢献してくれるでしょう。
過去のチャットの履歴が残るので、後で見直すときにも便利!
生徒や保護者にとっても、普段から使い慣れているLINEを使うので新しいことを覚える必要が無く、負担にならないのが良いですね。
塾や習い事で導入する際の注意点
塾や習い事でLINE公式アカウントを導入するのはオススメですが、注意点もあります。
- メッセージ配信数によっては費用が発生
- 塾側からブロックできない
- 絞り込み配信ができない
順番に解説していきます。
メッセージ配信数によっては費用が発生
LINE公式アカウントは、月200通までは無料で利用できますが、それを超えると費用が発生します。
友だち数×メッセージ数で、月にどのくらいのメッセージを送れるか、計算しながら運用することになります。
塾側からブロックできない
入塾済の生徒や保護者とクローズドな運用をする場合、退塾時の問題が発生します。
残念なことに、LINE公式アカウント管理画面からは特定の友だちをブロックできません。
よって、生徒や保護者側からブロック&削除してもらう必要があります。
ただしこの問題については、LINEの拡張ツール(後述)で解決が可能です。
絞り込み配信ができない
LINEを運用していると、「特定のコースを受講している人だけに送りたい」や「〇年生だけに送りたい」といった場面が出てくることでしょう。
しかし通常のLINE公式アカウントでは、絞り込み配信をする場合、属性の絞り込み後に50人以上のターゲットがいないと配信ができません。
これでは絞り込み配信は使いものにならない…
よって、一斉連絡については友だち登録者全員への連絡しかできないと認識しておきましょう。
この問題についても、LINEの拡張ツール(後述)で解決が可能です。
拡張ツールの導入を検討してみては
ここまで読んできて、連絡手段としてLINEは有効ではあるものの、注意点もあって導入しづらいと感じたのでは?
そこで、ぜひ導入を検討し頂きたいのがLINE拡張ツールです。
ここではLINE拡張ツールのL Message(エルメ)を使った場合どんなことができるか、例を挙げていきます。
L Message(エルメ)については、他の記事で詳しく解説しています。
- 塾側から退塾者のブロックができる
- 特定のグループだけへの絞り込み配信ができる
- 保護者向けアンケートが手軽に作れる
- 受講の予約ができる
- 受講コースの決済をLINE上で完結
塾側から退塾者のブロックができる
先述した内容になりますが、L Message(エルメ)などの拡張ツールを使えば、塾側から退塾者をブロックすることができます。
ブロックせずに運用すると、無駄にメッセージに課金が発生しますし相手にとっても迷惑になるので、必ずブロックしておきたいですね。
特定のグループだけへの絞り込み配信ができる
特定のグループだけに絞り込み配信をすることで、以下のメリットが生まれます。
- 特定のコース受講者グループへの連絡が可能
- 受信側は関係のないメッセージを見なくて済む
- メッセージ数課金の節約
絞り込み配信ができるだけで、業務の効率化やお客様満足度の向上、さらにはコストカットにも繋がります。
保護者向けアンケートが手軽に作れる
LINE公式アカウントには、元々「リサーチ」という機能がありますが、集計結果を見るには20人以上の回答が必要なため使いづらいです。
L Message(エルメ)などの回答フォームであれば、1人分の回答から確認できて自由記述にも対応しているため、柔軟な保護者アンケートが作れます。
これならアンケートを紙で印刷して、生徒経由で保護者に渡さなくて済みます!
受講の予約ができる
コロナの影響でオンライン授業をスタートするところが増えてきましたよね。
対面とオンラインを併用する形式を取っている場合、当日に誰がオンラインで受講するか事前に情報収集したいところ。
そこでL Message(エルメ)を使えば、LINE上で手軽に受講予約を取ることができます。
夏期・冬季講習の無料体験授業なども、LINE上で受講予約の設定が可能です。
受講コースの決済をLINE上で完結
L Message(エルメ)では、Stripe決済との連携にも対応。
サブスク型の継続決済であっても、LINE上で商品ページの作成から決済、そして決済後のフォローまで全て完結できます。
まずはLINE公式アカウントに無料登録しましょう
塾や習い事業界において、LINE公式アカウントを導入する必要性や注意点について解説してきました。
コロナによってオンライン上でのコミュニケーションが重要となりつつある現在、LINE公式アカウントを導入する価値があるのではないでしょうか。
月200通までのメッセージ配信であれば無料で作れるので、まずは試してみてはいかがでしょうか。