
LINE公式アカウントに予約システムを入れたいけど、無料で導入する方法は無いかな?
今回はこういった疑問に答えます。
LINE公式アカウントでお客様と1人ずつ個別チャットで予約受付をしていると、毎回メッセージのやり取りが大変ではないでしょうか。
とはいえ、LINE予約システムを入れて自動化するにも、自作できるか分からないですよね。
外部システムを入れるにしても、種類が多すぎてどれが自分に適しているのか判断が難しいところ…
そこで今回は、LINE予約システムを無料から導入する方法について、オススメの方法を解説します。
LINE公式アカウントのみで予約システムを自作で導入するのは難しい
まずはじめに、LINE公式アカウントのみで予約システムを自作で導入するのは難しいです。
LINE Messaging APIを利用して、プログラミングの知識を駆使すれば自作できますが、
- 専門スキルを持った人材の採用
- 予約システムの保守&管理
- システム担当者が退職した場合の対応方法
などを考慮すると、あまり現実的ではありません。
クラウドソーシングサービスで外注して作ったとしても、自社で保守・管理していくのは困難でしょう。
よって、既製品の予約システムを導入するのがオススメです。
低価格かつ操作性も良好で、誰でも簡単に扱える予約システムがたくさんあるので、その中から選択しましょう。
無料で導入できる予約システム5選
続いて、無料から導入できる予約システムを5つ厳選して紹介します。
- L Message(エルメ)
- Repitte(リピッテ)
- tol(トル)
- STORES予約(ストアーズ)
- RESERVA(レゼルバ)
順番に解説していきます。
L Message(エルメ)

L Message(エルメ)は、LINE公式アカウントの機能を拡張するツールの1つです。
豊富な機能を持ち、導入実績は50,000件以上と多くの事業者に採用されています。
L Message(エルメ)はLINEでの配信が月1,000通以下であれば無料で利用できます。
予約機能としては、
- カレンダー予約
- イベント予約
の2種類が利用できます。
カレンダー予約は、よく美容室やエステサロンに使われるような、自分の好きな時間帯を選択して予約を入れる機能です。

イベント予約は、単発のイベント開催やセミナーに適した予約機能です。

しかも、L Message(エルメ)予約だけでなくリマインド機能も備わっているため、来店当日の朝などにLINEでリマインドメッセージを送れます。

LINEでのリマインドだから、お客様も通知に気づきやすい!
L Message(エルメ)には、アンケートや問診票記入にも活用できる「フォーム機能」も備わっているので、お客様情報の管理にも役立つことでしょう。
当サイトの他の記事でも詳しく解説しています。
>>L Message(エルメ)とは?基本機能や料金、注意点や評判を紹介Repitte(リピッテ)

Repitte(リピッテ)は、リピーター獲得を目的としたLINE拡張ツールで、
- サロン
- 美容室
- 治療院
- クリニック
- ジム、フィットネス
- スクール、教室
といった、幅広い業種に対応したLINE予約システムです。
キャンペーンを利用することで、初期費用が無料、最大1ヵ月間無料トライアルが利用できます。
特に、フリーランス1名で運営しているような店舗かつ、シンプルに予約機能だけが必要な事業者に向いています。
ユーザーインターフェースが優れていて、
- 店舗のエリア検索
- メニュー選択
- オプションメニュー選択
- 担当者選択
などを自由にカスタマイズできます。
もしオプション機能を色々つける場合は、上述したL Message(エルメ)と比較検討されると良いでしょう。
Repitte(リピッテ)もオススメなツールなので、他の記事で詳しく解説しています。
リピッテ(Repitte)とは?機能や料金、注意点や評判など
tol(トル)

tol(トル)は自分のスマホに専用アプリをインストールして設定するだけで、簡単に予約サイトを作れるサービスです。
PCからは操作できないため、ご自身のスマホを使うか、お店で予約専用タブレットを用意するのが良いでしょう。
Starterプランであれば無料で使うことができます。
LINE公式アカウントと直接連携する機能は備わっていないため、リッチメニューにtol(トル)の予約URLを設置するなどして予約画面へと誘導することになります。
顧客管理機能やオプションメニューの追加、グループ予約設定をするには有料プランへの加入が必要です。
STORES予約(ストアーズ)

STORES予約は、ネットショップを簡単に開設できるサービス「STORES(ストアーズ)」を開発したSTORES株式会社の予約システムです。
15万社も導入しているサービスで、
- オンラインレッスン
- フィットネス、パーソナルジム
- ヨガ、ピラティス
- 整体、マッサージ
- 病院
- 美容室
- スクール、教室
- スポーツクラブ
など、幅広い業種で採用されています。
無料プランがあるため、コストをかけずに試しに導入することができます。
ただし、LINE公式アカウントと直接連携するには、月額9,790円(年契約)のスモールプラン以上にアップグレードする必要があるので注意が必要。
LINE公式アカウントのリッチメニューに、予約URLを設置するだけなら無料で使えます。
無料のフリープランでは機能制限が多いため、ご自身のビジネスで活用できるかチェックしてから導入しましょう。
RESERVA(レゼルバ)

RESERVA(レゼルバ)も有名な予約サービスで、累計導入者数は28万社以上。
最も多くの方に選ばれている予約システムです。
操作性はシンプルで、誰でも簡単に設定できるのが特徴。
無料プランがありますが、月間予約件数が70件をはじめ、様々な機能制限があるので注意が必要です。
もしLINE公式アカウントと直接連携する場合は、別途月額3,300円のオプションに加入する必要があります。
STORES予約と同様、LINE公式アカウントのリッチメニューに、予約URLを設置するだけなら無料で使えます。
まとめ|LINE予約システムは自作ではなく無料の外部ツールを試そう
上述しましたが、LINE予約システムを自作で無料で作ることは基本的に推奨しません。
よりコストパフォーマンス高く、トラブルなく運用したいなら外部システムの導入をオススメします。
中でも、LINE公式アカウントと直接連携ができて、長期的な視点でLINE予約システムを運用していきたいならL Message(エルメ)がオススメです。
L Message(エルメ)は無料で導入できるので、まずは試してみてはいかがでしょうか。
>>L Message(エルメ)とは?基本機能や料金、注意点や評判を紹介