【第5回】ターゲット&コンセプト設計で刺さる動画制作を!ペルソナの設定方法とは?

 

動画制作時のターゲットとコンセプトは、どうやって設計すればいいのかな?

今回はこういった疑問に答えます。

前回の記事では6W1Hについて解説しました。

その中でも特に大事とされるのが、What(何を伝えるか)、Whom(誰に伝えるか)の2つ。

つまり、『誰に何を伝えるのか』を適切に設計することが、動画導入の成功のカギを握ります。

今回は、ターゲットとコンセプトを具体的に設計していくことで、『誰に何を伝えるのか』を明確にしていきます。

目次

ターゲットとコンセプトによって動画の内容は全く異なる

ターゲットとコンセプトによって動画の内容は全く異なる

ターゲットとコンセプトの設計によって、動画の内容は大きく異なります。

パソコンスクールの紹介動画を例に考えてみましょう。

一口にパソコンスクールの紹介動画といっても、色々なパターンがあります。

パソコンスクールターゲットコンセプト
若年層向けプログラミングスクール小学生~中学生『学ぶ楽しみ』を伝える
若年層向けプログラミングスクール保護者『実績と将来性』を伝える
大人向けプログラミングスクール会社員『本業との両立』を伝える
初心者向けパソコンスクールPC初心者・高齢者『PC苦手な初心者でも安心』を伝える

パソコンスクールといっても、『プログラミングを学べる』のか、もしくは『パソコン操作そのものを学ぶ』のか。

また、『若年層向け』もしくは、『高齢者向け』なのか。

あるいは同じスクールでも、『受講する小中学生向け』もしくは、『保護者向け』なのか。

それぞれのターゲットとコンセプト要素によって、動画の構成は全く異なります。

例えば高齢者向けであれば、ゆっくりと丁寧な解説に加え、字幕大きめにするなど、見やすさ・聞きやすさにも配慮しなければなりません。

このように誰に何を伝えるのか、ターゲットとコンセプトを具体的に設計することは、動画づくりにおいて最も重要なのです。

ペルソナ設定をするメリット

ペルソナ設定をするメリット

『ターゲット』をさらに詳細に細分化したものを『ペルソナ』といいます。

『ターゲット』は会社員、20~30代の男性など、ざっくりとしたグループのことを指すのに対し、『ペルソナ』はさらに具体的な情報を持った架空の人物を指します。

ペルソナ設定とは年齢や性別などの基本情報はもちろん、価値観や趣味などの情報も追加して、一人の人物像を作りこむのが特徴です。

なぜターゲット設定ではなく、ペルソナ設定まで必要があるのか。

ペルソナ設定をするメリットは以下の通りです。

  • ユーザー視点で考えられる
  • 制作側で共通の認識ができる
  • マーケティング精度の測定ができる

それぞれ順番にみていきましょう。

ユーザー視点で考えられる

ペルソナを設定すれば、ユーザーのライフスタイルや好みに合わせた動画を届けられます。

いつ、どんな場面で動画を再生するのか想定しやすくなり、よりユーザーのニーズに応えることができます。

制作側で共通の認識ができる

『20~30代の女性向け化粧品をPRする』といっても、制作側が思い浮かべる人物像は、人それぞれですよね。

そこでペルソナ設定をすれば、制作側における方向性のズレが生じにくくなります。

マーケティング精度の測定ができる

ペルソナ設定をしておけば、動画を見て商品を購入したユーザーの情報が、制作側の想定した人物と一致しているか確認できます。

想定した人物と異なる場合は、動画のターゲット&コンセプト設計の見直しをすべきでしょう。

ペルソナ設定の注意点

ペルソナ設定の注意点

ペルソナ設定には注意すべき点がいくつかあります。

  • 先入観に捉われない
  • ペルソナ設定は見直す

順番に解説していきましょう。

先入観に捉われない

制作側の思い込みや、理想のユーザー像でペルソナを設定してはいけません。

今までのユーザー層だけをイメージしがちですが、それでは今まで見落としていた潜在層にアプローチできなくなります。

客観的な視点や色々な人の意見を取り入れることで、より効果的な施策を打ち出しましょう。

ペルソナ設定は見直す

ペルソナ設定は定期的に見直すべきです。

なぜなら、ペルソナ設定が間違っている場合があるから。

今までガラケーを使っていたユーザーがスマホに移行したように、時代の変化によって適切なペルソナ設定は変化します。

もちろん動画を制作したあとに、イマイチ効果が出ない場合も見直さなければなりません。

ペルソナ設定の具体例

ペルソナ設定の具体例

それでは具体的にペルソナ設定をしてみましょう。

ここでは、大人向けプログラミングスクールを題材に考えてみます。

氏名加藤 翔太
年齢26歳
性別男性
仕事製造業の営業
休日土日・祝日
年収450万円
学歴大学卒業(文系)
居住地京都府
家族構成既婚、子ども無
性格アクティブで自己投資は積極的
価値観仕事が衰退が見込まれる業界で不安
何か副業を始めたいと思っている
趣味登山・カメラ
旅行が好き
ITスキルWord・Excelは使用可能
プログラミング未経験

どんな動画を制作すれば良いのか、具体的イメージが湧いてきたのではないでしょうか。

これはあくまで一例です。

PRした商品・サービスによって、ペルソナの要素は調整しなければなりません。

このイメージで動画を流し、視聴ユーザーからのアンケート等で答え合わせをすることで、よりターゲティングの精度が向上します。

ターゲットとコンセプトを設計し、効果的な動画企画を立てよう

ターゲットとコンセプト設計

今回は『誰に何を伝えるのか』を深く掘り下げ、コンセプト&ターゲット設計、そしてペルソナ設定について解説しました。

動画を制作する場合は、具体的にペルソナ設定まですることで、よりユーザーに刺さるPRができます。

そして、ペルソナ設定は制作側の思い込みに捉われず、定期的に見直すことを忘れずに。

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