LINE公式アカウントが気になるけど、個人事業主でも導入したほうがいいかな?
今回はこういった疑問に答えます。
ビジネスにLINE公式アカウントを導入する事業者は、この頃増えてきてますよね。
インスタやYouTube、WEB広告などを通じてLINE公式アカウントに誘導し、自社の商品を売り込むといったフローがよく見られます。
なぜLINE公式アカウントを導入する必要があるのか、わざわざ個人事業主が使うメリットは何があるのか?
そのヒミツについて解説していきます。
LINE公式アカウントを個人事業主が使用するメリット【5選】
個人事業主がLINE公式アカウントを使用するメリットは以下の通りです。
- 顧客リストを作れる
- 新情報を配信できる
- 自社ページへ誘導できる
- SNSとの相性が抜群
- 無料で始められる
順番に解説していきます。
顧客リストを作れる
LINE公式アカウントでは友だちの名前が見れるだけでなく、個別にメモを残したりタグをつけるなど、顧客管理に利用できます。
お客様との個別チャットでのやり取りから得た情報をメモできるので、後でどんなお客様だったか思い出すときにも役立ちます。
江戸時代の商人は火事が起きた際、真っ先に顧客情報を持って逃げたというほど。だから、顧客情報は大事!
ただし通常のLINE公式アカウントの機能では、お客様側からスタンプを押すなどのアクションが無いと、友だち情報が見られません。
もしLINE上で顧客管理を本格的に行いたい場合は、L Message(エルメ)などの拡張ツールの併用も検討しましょう。
L Message(エルメ)であれば誰が登録しているのか、友だち追加時に瞬時に見える化できます。
>>L Message(エルメ)とは?基本機能や料金、注意点や評判を紹介新情報を配信できる
従来のやり方だと、新製品やキャンペーンの情報は、折込チラシやハガキDMで送るのが主流でしたよね。
でも今は、ニュースやキャンペーン情報はスマホで確認する時代です。
LINE公式アカウントがあれば、たった1通のメッセージを配信するだけで、ほぼ確実に相手に届けること可能。
お店の休業日のお知らせなども即時に配信できたり、個別に1:1チャットができたりなど、よりお客様と親密な関係を構築できることでしょう。
自社ページへ誘導できる
LINE公式アカウントがあれば、上記のようなメニュー画面を作ることができます。
従来であれば「店舗名+地域」などでGoogle検索するところですが、LINEであればダイレクトにアクセスすることができます。
例えばホットペッパーなどの予約サイトの場合、お客様がお店の予約ページを探す過程で、他のお店に気が移ってしまうこともあるでしょう。
LINEであれば、他のお店が目に入らないので、顧客の囲い込みができてリピート率の向上が見込めます。
SNSとの相性が抜群
LINE公式アカウントはSNSとの相性も抜群に良いです。
インスタやYouTube、HPにLINEのリンクをたった1つ貼るだけで、見込み顧客の獲得ができます。
従来のメルマガだったら、最低でもメールアドレスを入力する必要があるのに、LINEはタップするだけ。
これって凄いことだと思いませんか?
無料で始められる
LINE公式アカウントの料金体系は以下のようになっています。
コミュニケーションプラン | ライトプラン | スタンダードプラン | |
---|---|---|---|
月額 | 無料 | 5,000円 | 15,000円 |
メッセージ数 | 200通 | 5,000通 | 30,000通 |
追加メッセージ | 不可 | 不可 | ~3円/通 |
月200通までの配信であれば無料で始めることができます。
導入コストが無料なのは、個人事業主にとって有難いメリットといえるでしょう。
LINE公式アカウントを個人事業主が使用するデメリット【3選】
LINE公式アカウントの導入はおすすめですが、やはりデメリットもあります。
考えられるデメリットは次の通りです。
- PCやスマホ操作が得意でないと向かない
- ランニングコストがかかる
- 本気で運用しないと効果が出づらい
順番に解説していきます。
PCやスマホ操作が得意でないと向かない
LINE公式アカウントの設定画面は、私たちが日頃から使っているLINEの機能よりも複雑です。
PCが不慣れな人の場合、システムを使いこなすのは難しいかもしれません。
LINE公式アカウントのID発行は数分で完了するので、まずは管理画面を見て使いこなせそうか確認してみましょう。
ランニングコストがかかる
メッセージ配信数が増えれば課金が発生するのはもちろん、個々のお客様対応や日々のメッセージ配信で労力がかかります。
導入するのは無料ですが、常にメッセージ配信数を気にしつつ運用する必要があります。
ただし、折込チラシやハガキDMを送るコストに比べれば、圧倒的にLINEのほうが低コストではないでしょうか。
本気で運用しないと効果が出づらい
筆者は今まで多くのLINE公式アカウントを登録しましたが、全くメッセージが来なくて放置状態のアカウントも数多く見られます。
LINE公式アカウントで成果を出そうと思ったら、定期的に情報を配信したり、リッチメニューに便利なコンテンツを作成したりなど、工夫をしなければなりません。
>>LINE公式アカウントのリッチメニューとは?機能と設定方法を紹介また、そもそも友だちが集めないといけないので、店頭で声掛けやSNSで友だち登録を促すなどの活動が必要です。
個人事業主はLINE公式アカウントを無料で導入してみよう
ここまでLINE公式アカウントのメリット・デメリットを解説してきました。
若者が新聞を読まなくなり、スマホでの情報収集がメインとなった今、LINE公式アカウントの活用はますます注目を浴びています。
初期費用ゼロで導入できるので、PCやスマホの操作が苦手でなければ、積極的に使ってみてはいかがでしょうか。