動画を活用したいけど、成果が出るにはどうすれば良いのかな?
今回はこういった疑問に答えます。
世の中で動画が活用されている場面は、以下のようにさまざま。
- 会社紹介
- 商品PR
- 広告
- マニュアル
- 採用
など…
動画の活用方法は色々あるけど、最も効果的な使い方が何か気になりますよね。
それはズバリ『弱点』にあります。
今回は動画の特性を踏まえ、あなたのビジネスで最も成果の出やすい活用方法を述べていきます。
集客・教育・販売の3ステップ
まず、ビジネスには大きく分けて、「集客」→「教育」→「販売」の3ステップがあります。
この3ステップは、よくDRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)というマーケティング手法で取り上げられます。
ここではWEB上でのDRMの流れを示していますが、リアル店舗でも同様ですね。
お客様の目に入る場所に店舗を立て(集客)、来客したお客様に商品の魅力を伝え(教育)、購入へと促す(販売)。
あなたのビジネスも、集客→教育→販売の3ステップに細分化できることでしょう。
お客様に自分の商品・サービスを見つけてもらい、認知してもらうこと。
YouTubeやSNSに投稿したり、セミナーを開催したり、折込チラシをポストに入れるなど、どれも「集客」に該当します。
商品・サービスを購入してもらえるように、その必要性・重要性をお客様に説明することはもちろん、信頼関係を築くことが目的。
WEBマーケティングでは、メルマガやLINEを定期的に配信するのが代表的な手法ですね。
リアル店舗では、来客したお客様に商品の魅力を伝えることが該当します。
教育のフェーズでお客様との信頼関係が築けていれば、あとは背中を押すだけ。
今すぐ購入する必要性をお客様に訴えて、販売へと促します。
リアルではタイムセール、個数限定販売などが用いられますよね。
このように、ビジネスは集客・教育・販売の3ステップから成り立っています。
動画を活用する場合は、「集客」「教育」「販売」のどこかに適用することになります。
すべてのステップを1本の動画でまとめるのはNG
「じゃあ、3つのステップをすべて1本の動画でまとめれば良いのでは?」
と思ってしまうかもしれませんが、これはNGです。
初めて見た商品の動画で、良いことばかり伝えられ、そのまま購入まで誘導されたらどう思うでしょうか?
押し売り感が強く、だれもが怪しい商材であると警戒してしまうことでしょう。
それぞれのステップの間に、『お客様に考える時間を与える』ことによって、信頼し、納得し、購入に繋がるのです。
「本当に信頼して良い商品なのか」、「購入して本当に効果があるのか」、「他と比較して優れているのか」など、お客様に納得してもらえるよう、時間を与えるのが大切。
よって、1ステップずつ着実に、お客様を惹きつける施策を打ちましょう。
動画は既存コンテンツの弱点に活用すべし
それでは、あなたが動画コンテンツを導入すべき場所はどこなのか。
一言で答えをいうなら『弱点』です。
動画は結局のところ、劇薬でも魔法でもありません。
今まで『テキスト&画像』だったセールス内容を、『動画』に置き換えただけです。
つまり、「集客」→「教育」→「販売」の3ステップで、あなたが最も弱点だと考えるスポットに動画を活用しましょう。
現在70点を取れている分野を限りなく100点に近づけるよりも、30点を80点にする方が簡単に効果が出ますからね。
それぞれのステップで置き換えるなら、以下が例として挙げられます。
- 折込チラシ、セールスレター、雑誌の広告掲載 ⇒ YouTube, Facebookなどの動画広告へ
- 知人・友人へのアプローチ ⇒ FacebookやInstagram, LINEなどの動画投稿へ
- メルマガの内容 ⇒ YouTube動画へ誘導
- セミナー開催 ⇒ セミナー内容を動画配信
- ホームページ上での商品、サービス説明 ⇒ 動画に置き換える
- 店舗でのお客様への説明 ⇒ 動画を見てもらう
- 商品カタログ ⇒ 動画の商品カタログ
- セミナー開催 ⇒ セミナー内容を動画配信
- リピート客への案内、キャンペーン ⇒ 動画に置き換える
あなたのビジネスでも、動画に置き換えることで効果が見込めるステップがあるか、ぜひ考えてみてください。
弱点だと考えるスポットを動画に置き換えよう
ここまで、動画を活用して最も効果の出る方法を解説してきました。
まとめると、『自分のビジネスを集客・教育・販売に分割し、弱点だと考えるステップを動画に置き換える』のがベストです。
あなたのビジネスの全体を見渡し、弱点だと思う場所に動画活用を検討してみてはいかがでしょうか。