タイムラインの代わりにLINE VOOMが始まったけど、公式アカウントではどう変わったのかな?
今回はこういった疑問に答えます。
2021年11月25日、従来の「タイムライン投稿」が一新し、動画プラットフォーム「LINE VOOM」へと変更になりましたね。(Android版にて先行リリース)
これに伴い、LINE公式アカウントではどのように投稿すれば良いのか解説します。
※2021年11月27日に記事を更新しました。現在と一部仕様が異なる場合がございます。LINE VOOMの仕様の確認ができ次第、随時更新していきます。
LINE VOOMとは?
まずはLINE VOOMとは何なのか紹介していきます。
LINEには従来より「タイムライン」という機能がありました。
そして、そのタイムライン機能が2021年11月25日より動画プラットフォーム「LINE VOOM」へと刷新することに。
ロゴやデザイン、コンテンツまで全てがリニューアル!
背景にあるのは、TikTokやInstagramのリール機能、YouTubeショートなどの「ショート動画」の台頭ですね。
LINEもショート動画のトレンドに乗ろうとしていることで間違いありません。
ショート動画は再生時間が少ないため、次から次へとササっと動画を切り替えるようにして見ていきます。
よって、再生時間が短い分だけ多くのアカウントに拡散&リーチができ、認知に繋がるのが特徴です。
自社のLINE公式アカウントを知ってもらいやすくなります!
タイムラインとLINE VOOMの違い
LINE VOOMが動画を重視したプラットフォームということは解説しましたが、具体的にタイムラインとどう違うのか紹介します。
今回の変更で最も大きな違いは「友だちとフォローの完全独立」です。
具体的には、以下2点の変化が起きました。
- 友だち追加とブロック時の仕様変更
- 投稿の拡散力が強化
友だち追加とブロック時の仕様変更
友だちとフォローが独立したことにより、友だち追加とブロックについては以下のように変更されました。
公式アカウントを 友だち追加する時 | 公式アカウントを ブロックする時 | |
---|---|---|
LINE VOOM | 友だち追加されるが フォローは追加されない | ブロックされるが フォローは維持 |
タイムライン | 友だち追加と同時に フォローされる | ブロックされ フォローも解除 |
タイムラインでは友だち≒フォローだったのに対し、LINE VOOMでは友だち≠フォローに変わりましたね!
投稿の拡散力が強化
リリース後のLINE VOOMのアルゴリズムを確認しないとハッキリとは分かりませんが、おそらく今回の変更によって投稿の拡散力が強化されたと推測されます。
従来と拡散経路がどのように変化するのか、図解で示してみました。
この図から分かるように、LINE VOOMでは一般の人にダイレクトに投稿が拡散されるのが分かります。
しかし逆に、LINE公式アカウントに友だち登録をしていても、フォローもしていないと投稿が見れないというデメリットもあります。
収益化も可能!VOOM Creatorsとは
資格条件を満たした一部のLINE公式アカウントでは、広告収入を得ることができる「VOOM CREATORS」の利用も可能。
YouTubeのように、LINE VOOMでも広告収益を得られます!
投稿コンテンツを収益化するまでのステップは次の通りです。
※STEP3以降は異なる場合があります。
まずは、次の収益化の資格要件を満たしましょう。
- フォロワー500人以上
- 投稿した動画の直近1ヶ月間の再生時間が50時間以上
「50時間=30秒の動画視聴×6000回」で達成できるから、それほど厳しい条件では無いですね!
LINE公式アカウントの作成を持っていない場合は、VOOM Creatorsのサイトから「今すぐはじめる」をクリックします。
LINE Official Account Managerの「LINE VOOM」 → 「収益化」アイコン→「ダッシュボード」から申請を行います。
投稿コンテンツに掲載する広告のタイプやカテゴリーを選択します。
LINE公式アカウントでのLINE VOOM投稿方法
最後に、LINE公式アカウントでのLINE VOOM投稿方法について解説します。
PCの管理画面とスマホ用アプリの2パターンで投稿が可能です。
PCの管理画面の場合
まずは管理画面を開き「LINE VOOM」⇒「作成」をクリックします。
次の項目を順番に入力していきます。
- 投稿日時
- ファイルの選択
- テキスト
- 位置情報
入力が終わったら、そのまま「下書き保存」か「投稿」するだけです。
各項目について深掘りしていきます。
投稿日時
投稿日時は「今すぐ投稿」と「日時設定(予約投稿)」ができます。
日時設定は分単位まで細かく指定ができます。
ファイルの選択
ファイルの選択では、「写真」「動画」「スタンプ」「クーポン」「URL」「リサーチ」から選べます。
動画以外も選択可能ですね!
写真についてはJPG、JPEG、PNGのファイル形式で、最大10MB。
動画はMP4、M4V、MOV、AVI、WMVが推奨されていて、ファイルサイズは500MB以下、再生時間は20分以下となります。
ショートだけでなく、YouTubeのような長い動画も投稿が可能です。
テキスト
テキストはLINEオリジナルの絵文字を入れつつ入力が可能です。
位置情報
位置情報はテキスト+Googleマップで指定することができます。
スマホ用アプリの場合
スマホアプリの場合は、まずLINE公式アカウントアプリを起動し、「LINE VOOM」のアイコン→「投稿を作成」をタップします。
あとはPC版と同じように投稿を作って「下書き保存」または「投稿」するだけです。
まとめ
今回は、LINEの新機能「LINE VOOM」について解説してきました。
TikTokから始まったショート動画のトレンドは、次々と新しいシステムを生み出していますね。
今までのタイムラインに比べて拡散性が強くなったので、この機会にLINE VOOMを始めてみてはいかがでしょうか。